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健康本舗 最新健康法や最新健康食品情報

健康本舗は話題の健康食品や健康法、昔からの健康食などを徹底検証

検査で注意すること、しなくていいこと

毎年行われる定期健診や人間ドックなどの

検査を受けている方も多いと思います。

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そうした検査で、
何かの数値で引っかかるということがあるでしょう。


血圧についてはすでにお話ししたように、
正常値とは二十~三十代の人が基準になるので、
四十代以上の正常値というのはないのです。


まして、
六十歳以上の正常値ではありません。


たしかに、
二十~三十代で数値がひっかかってしまったら注意する必要はありますが、
四十歳以上であれば、
血圧については多少高くても心配ないことはすでにお話ししたとおりです。


けつとうち多少注意しなければいけないのは血糖値です。


慢性病で多いのは糖尿病だからです。


「糖尿病が強く疑われる人」が八百九十万人、
「糖尿病の可能性を否定できない人」が一千三百二十万人で、
合わせて全国に二千二百十万人いる(平成十九年の

国民健康・栄養調査による)と推定されています蓬歳をとればとるほどインシュリンの分泌が悪くなるので、
糖尿病も多くなります。


日本のようにどんどん寿命が延びて高齢者が多くなれば、
必然的に糖尿病患者も多くなるわけです。


がんが増えているのと同様です。


血糖値についてはへモグロビンA1Cは七が基準ですが、
それ以上の人は注意が必要ということになります。


四十代、
五十代でその数値にひっかかったら気をつける必要はあります。


というのは、
糖尿病が進行して症状が出てくるのは、
一般に十年以上経ってからだからです。


ご存知のように、
糖尿病には1型と2型があります。


1型糖尿病は、
自己免疫の異常が要因の一つと考えられていますが、
発症の原因はまだわかっていません。


すいぞう何らかの原因により、
膨臓のβ細胞(インスリンを分泌する)が破壊されて、
インスリンがほとんど分泌されなくなります。


それによって高血糖になり、
さまざまな合併症を引き起こします。


合併症には、
急性なものとして、
一時的に激しく高血糖になることによって

昏睡状態になる糖尿病性昏睡や急性感染症など、
慢性病としては、
心筋梗塞、
糖尿病性腎症、
糖尿病性網膜症などがあります。


1型糖尿病は子どもの頃からはじまることが多く、
インスリンを投与するインスリン療法が行われます。


日本では十万人に一・五人の発症率と数は少なく、
糖尿病患者の五%以下です。


遺伝の影響が大きいと考えられています。


一般に糖尿病と言われるのは、
2型糖尿病です。


日本では糖尿病患者の九五%を占めています。


インスリンの分泌量が少なくなる場合と、
インスリン受容体の数が少ないなどによって、
その働きが悪く、
筋肉などの細胞がブドウ糖をうまく取り入れることが

できなくなるのです。


そのために高血糖が起こるわけです。


2型の原因も詳しくはわかっておらず、
遺伝の影響も考えられますが、
むしろ食事、
運動、
ストレスなどの重複した影響によって起こると考えられています。


太った人に多く、
食事や運動によって改善することができます。


それでも改善しない場合には薬を処方され、
さらに悪くなるようだとインスリン注射が行われます。


糖尿病が怖いのは、
症状が出ないまま放っておくと合併症を起こすことです。


糖尿病がひどくなると免疫力も下がりますが

免疫力を上げれば糖尿病になりにくいということにはなりません。


おおざっぱにいって、
メタボなどもそうですが、
代謝疾患に関しては、
免疫力が上がったらなりにくいとは言えません。


三大合併症と言われているのは、
糖尿病神経障害、
糖尿病網膜症、
糖尿病腎症です。


糖尿病神経障害とは蔓手足などの

末梢神経の障害と心臓、

血圧や胃腸の動きを司る自律神経の障害が起こります。


手足の末梢神経障害の症状の出方は、
手足のしびれ、
けがをしてもその痛みに気づかないなど、
さまざまです。


そのほかに筋力の低下、
筋肉の萎縮、
胃腸の不調、
立ちくらみ、
発汗異常、
インポテンツなどといった、
さまざまな自律神経障害の症状も現れます。


糖尿病網膜症とは、
目の底にある網膜の血管が悪くなって視力が低下し、
悪化すると失明する危険もあります。


また、
白内障になる人も多いといわれています。


糖尿病腎症とは、
尿をつくる腎臓の糸球体という部分の毛細血管が悪くなり、
だんだんと尿をつくることができなくなります。


初期は症状がないのですが、
腎症が進むと全身に浮腫が起こり、
さらに、
胸水や腹水が生じ、
体を動かすと息切れや胸苦しさ、
食欲不振などの症状が出ます。


悪化すると人工透析を行わなければならなくなります。


いま説明したように、
糖尿病が進行するとさまざまな合併症を起こします。


ですから、
六十代までは糖尿の検査数値については、
きちんと見ておいたほうがいいでしょう。


血糖値が引っ掛かっても、
運動を心がけ食事に注意すれば、
たいていは薬に頼らなくても血糖値は下がります。


運動もせずに食事も注意しないとなると、
数値が高くなって薬に頼らなくてはいけなくなってしまいます。


ですから、
六十代くらいまでは定期的に検査をしてもいいでしょうが、
七十歳を過ぎたら、
やってもやらなくても関係ありません。


六十歳以上になれば、
いろいろな検査数値が健康の範囲から外れて当たり前なのです。


むしろ、
その歳になったら外れていたほうが長生きするくらいです。


まして七十代、
八十代の人は、
標準の数値から外れているに決まっています。


七十歳以上になったら、
血糖値も気にすることはありません。


よくPSAという前立腺がんの検査を

医者から勧められるかもしれません。

 

 

そんなことはやってもやらなくても寿

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命は変わりません。

 

適度な運動量ってどれくらい?

人間が健康でいられるライフスタイルを追求すると、
一万年前の生活に行き着きます。


その基本は、
粗食と運動です。


人間の遺伝子は、
飢餓を乗り越えるために、
粗食に耐えて栄養をため込む省エネ設計になっています。


しかし、
現代社会はどうでしょうか。


利便性が追求され、
たいして体を動かすこともなく生活が回っていきます。


逆にいうと、
これほどまでに便利で体を動かさない環境では、
人間は健康を保ちにくいのです。


厚生労働省は、
「健康づくりのための運動基準2006」を発表し、
このなかで、
生活習慣病予防のために必要な運動量を紹介しました。


新しい運動の指標には、
「エクササイズ(EX)」という単位と、
「メッツ(METS)」という単位が使われています。


「エクササイズ(EX)とは「身体活動の量」のことで、
「メッツ(METS)とは、
「身体活動の強さ」を表した単位です。


座ってテレビを見ている状態は1メッツ
静かな立位は1.2メッツ
ゆっくり歩行は3メッツです。


エクササイズは、
このメッツに実施時間をかけて算出します。


強い身体活動ほど、
短い時間で同等のエクササイズになります。


3メッツの普通歩行なら、
一時間で3エクササイズとなります。


週23エクササイズは、
1日あたり3.3メッツの普通歩行で1日66分を7日間行なうことに相当します。


また、
エクササイズからはエネルギー消費量を求めることもできます。


エネルギー消普量は、「1.05×エクササイズ×体重」ですから、
ほぼエクササイズの体重倍が、
消費したカロリーになると考えてよいでしょう。


説明が長くなってしまいましたが、
厚生労働省が推奨する運動量は、
.週間に二三エクササイズ、
そのうち四エクササイズは活発な運動を含めましょう」というものです。


たとえば、
4メッツの速歩ウォーキングなら週に1時間、
1回20分の速歩ウォーキングにするなら週に3回、
となります。


ちなみに、
メタボリックシンドロームで内臓脂肪を減らしたい場合は、
週に10エクササイズの連動が推奨されています。


メッツの速歩で2.5時間ですから、
週に5回、
30分の速歩でいいことになります。

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免疫学的に見ると、
アスリート並みの激しい連動は、
かえって免疫が下がることがわかっています。


免疫を高めるのは、
「気分がいいなぁ」と思えるレベルの運動です。


楽しければ継続も容易ですから、
まずはご自分のペースで、
できるところからはじめてみてはいかがでしょうか。

 

のんびりいきましょう。

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大事なのは鼻呼吸。

「口唇テープ」で睡眠中のロ呼吸を防止する

口呼吸をやめて、
鼻で呼吸をするようにする。

それだけでばい菌の〃補給路〃が断たれて、
症状は改善に向かうでしょう。

 

ところが、
前章でも紹介したように、
日中は鼻で呼吸していても、
睡眠中は口呼吸になりがちです。

 

起きたら、
のどがイガイガするとか、
口臭がする、
唇がカサカサする……。

 

眠っているあいだのことですから、
鼻で呼吸しようにもできません。

 

そこで、
寝る前に紙製の口唇テープを貼って、
口呼吸を防止すると効果的です。

 

上下の唇を閉じた状態で、
閉じた唇の上から横に真一文字に

口唇テープを貼るだけです。

 

テープには鼻呼吸用の専用テープもありますが、
市販の医療用テープ

(幅二五ミリのサージカルテープ)

でもいいでしょう。

 

 

貼る前に、
唇にオリーブオイルなどで塗っておくと、
はがすときに皮層を傷めません。

 

鼻呼吸用の口唇テープを開発するにあたり、
いろいろ実験した結果、
幅が細いテープを口の上に×印にして貼ったり、
縦に留めても、
唇の隙間から結局口呼吸できてしまうようです。

 

注意していただきたいのは、
かならず起きているあいだに何回か練習し、
数時間口を閉じていても

苦しくないことを確認してから行うことです。

 

練習もしないで、
いきなり唇に貼って寝るのは危険です。

 

睡眠中に酸素不足となって、
あちこちの筋肉が痛くなったり頭痛がしたりします。

睡眠中に息ができなくなる危険性もあり、
また、
クシャミをした場合など、
すぐにはがれないと鼓膜を破ってしまうおそれがあります。

 

 

そこで、
くれぐれも粘着力の強いガムテープや、
大きなテープで口全体をおおってしまうような

貼り方はしないでください。

 

 

また、
口呼吸を長くつづけていると、
鼻呼吸を思うようにできなくなっている可能性かあります。

 

長年、
鼻への空気の出入りが少ないために、
鼻腔粘膜が腫れて汚れやすくなり、
鼻の通りが悪くなるのです。

 

そうすると、
強制的に鼻を使おうとしても、
スムーズに酸素を吸い込めず、
酸素不足になってしまいます。

 

口呼吸を防止すると同時に、
鼻の通りをよくし、
酸素を取り入れる鼻孔を拡大する必要があるでしょう。

小児や乳幼児ならば量おしゃぶりが一番有効です、
半ば強制的に口をふさぐことで鼻呼吸の習得がしやすくなりますし、
前に紹介したように、
ぜんそくの発作がその場で治まった例もあります。

 

 

鼻呼吸をしっかり習得するまでは、
大いに活用したいものです。

おしゃぶりは、
もともと口呼吸を防止するために、
ョ-ロッパで考案されました。

 

 

とくに乳首型のおしゃぶりを四~五歳までつづけると、
鼻呼吸をする習慣(呼吸のしつけ)が身につき、
お乳を吸う吸畷運動によって、
脳の血流がよくなるとともに岨畷する力、
噛む力の発達までうながされることが研究結果で明らかになっています。

先進国ではョ-ロッパの多くの国と米国がこれを導入しましたが、
日本ではその効果を軽視したため、
全国的に口呼吸グセが身についてしまったといえるでしょう。

 

本当は、
乳幼児に限らず、
小中学生、
大人でもおしゃぶりは有効なのですが、
「他人に見られたら恥ずかしい」

という抵抗感があるのでしょう。

 

 

そこで、
口の中に収まる大人用のおしゃぶり

(「美呼吸トレーナー」)を

数年前に開クリニックでは

これらとあわせて鼻孔を拡大して鼻を高くし

ラクに鼻呼吸ができるようにする器具をつけてもらって、
鼻呼吸を促進してい発しました。

 

タバコは痩せる?

タバコを1日20本以上吸っていませんか?

タバコを吸いだしたら痩せた。

タバコを辞めたら太った。

 

本当にタバコに痩せる効果はあるのか?

 

答えはまったく正反対です。
そもそも喫煙は、

血液中のHDLコレステロールを減らしたり、

中性脂肪を増やすように作用します。

 

糖尿病、高血圧、

内臓脂肪型肥満は

喫煙によって悪化するというのが

医学の常識と言われているそうです。

 

さらにタバコは、

体内に活性酸素を発生させて

動脈硬化を進展させたり、

血小板の凝縮を促進して血栓を作ったり、

 

血管を収縮させて血圧を上昇させ、

心臓や血管に負担をかけてしまいます。

 

タバコはつい肺がんとの関連でしか注意されませんが、

このように心筋梗塞、

脳血栓、

脳梗塞のリスクも高めてしまします。

 

1日の喫煙量を20本以下に抑えると、

動脈硬化や虚血性心疾患の発生率が50~60%下がるという

調査があります。

 

いきなりの禁煙が難しい人は、

1日20本以下・1箱以下を目指しましょう。

 

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薬も医者もやめる

薬を飲むほど病気が治りにくく、危険が高くなる

高齢になればなるほど、病院から降圧剤(高血圧治療薬ズコレステロ…ルの薬はもちろんのこと、さらに胃腸薬、消炎鎮痛剤、入眠剤、抗不安薬などいろいろな薬を処方されて、混乱するほど多くの薬を飲んでいます。
医師から出された薬を飲むのが当たり前になって薬が切れると不安になるので、薬をもらうために日常的に病院通いをしている高齢の方が多いのです。
しかし、すでにお話ししたように、コレステロールや血圧については、年をとれば多少高くなるのは当たり前ですし、薬を飲まなければならないほど高い例は少ないはずです。
コレステロールの薬については言コレステロール値は下が(量一ても↑認知症や寝たきりになる危険性が高くなります。
一般に使われる消炎鎮痛剤なども、飲まないで済めば、なるべく飲まないほうがいいのです。
消炎鎮痛剤を飲めば、痛みがおさまり熱が下がるというように、たしかに薬を飲めばその場の症状を抑えることができます。
痛みは血管が拡張することで生じるので、消炎鎮痛剤は血流を抑えることによって痛みを抑えます。
ただし、それによって血流が少なくなれば、組織を再生させる物質も少なくなるので回復が遅くなります。
一時的に痛みがおさまっても、なかなか治りにくくなるのです。
病気も怪我も、血流をよくして老廃物を排出して、組織を治す物質を患部に行きわたるようにしなければ治らないのです。
ですから、痛み止めなどの消炎鎮痛剤は、使うにしても、高熱のとき、痛みがひどいときなどに限り、せいぜい数日程度にとどめておくことです。
継続的に使い続けると、かえって病気が治りにくいのです。
また、降圧剤を慢性的に飲んで血圧を下げると血流障害を起こすので、脳の血流障害に結びついたり、末梢の循環障害が起こって体が冷えます。
つまり、血流が悪くなって低体温になり、活力もなくなり、ふらつきが出たり、目に影響を与えることにもなりかねません。
また、血流障害によって、認知症になる危険性も高くなります。
ちなみに、高血圧の基準値(血圧目標値)は、一九七八年に百六十m地でしたが、二○○九年には六十五歳以上の人は百四十/九十m地未満、六十五歳未満の人は百三十/八十五m地未満(日本高血圧学会の二○○九年版高血圧治療のガイドライン)に引き下げられています。
二○○八年の時点(厚生労働省の二○○八年統計調査)で、継続的に治療を受けていると推測される高血圧の総患者数は七百九十六万七千人、さらに潜在的な高血圧患者を含めると、高血圧患者は三千万人以上と言われます。
基準値が上がったいまでは、さらに増えていると推定されます。
となると、高血圧とされるのは、日本人全体の約四分の一以上にも達することになります。
基準値を百三十に下げたのは、脳血管系の病気をなくそうということからですが、降圧剤の使用によってかえって脳梗塞やかんの危険性が高くなると考えられます。
脳疾患には「出血性」と「虚血性」があります。
「出血性」は脳血管が破れて脳組織内に出血するもので、「脳出血」(脳内出血)や「くも膜下出血」などがあります。
高血圧によって引き起こされるのは、この血管が破れて出血する疾患のほうです。
「虚血性」は脳内の血管が詰まって血流が悪くなるもので、「脳梗塞」(脳血栓、脳塞せん栓)や「一過性脳虚血発作」などです。
この「虚血性」が血流障害の病気です。
血圧を下げれば、脳の血管が破れる危険性はたしかに減って「出血性」の危険は減ります。
ただし、それで「虚血性」の危険が減るわけではありません。
実際、「出血性」の脳出血は減ってきているのですが、「虚血性」の脳梗塞は増えているのです。
それは、血圧を低くするのが健康だという間違った指導によるものと考えられます。

お薬かサプリメントかの選択

とあるお医者さんのお話

「ねえ、ちょっと抗生物質を飲んでくれない?抗生物質を飲むとどうなるか実験してみたいんだ」

 

 

以前、何を食べてもうまい、

うまいと言い、当然、

胃腸の調子だってバリバリに元気な知り合いに、

こんなお願いをしたそうです。


そんな彼だからこそ、頼んだわけですが。


「先生お安いご用だよ」

と彼はふたつ返事で引き受けてくれました。

 


抗生物質を一錠服用してもらい、

三十分後、胃カメラを挿入して診ると、

いた、いた、

抗生物質がテニスボールのような

大きな泡の塊のようになって、

胃をふさいでいました。

 


試しに、胃カメラでそのまま押してみると、

カメラが押し返される。

 


水を飛ばしてみると、

水だけが泡を通り抜けてしまい、

泡はぜんぜん溶けない。

 


それならばとぬるいお湯をかけても、

溶けるどころかびくともしない。

 


こうして実験は終わりました。

 


結論、抗生物質恐るべし。

 


患者さんの中には、

抗生物質を服用すると、吐き気、

膨満感、食欲不振などを訴える人がいますが、

それはどうも抗生物質が変形した泡のせいだと、

僕は考えます。

 


抗生物質がおなかの中でそういうふうに姿、

形を変えることを目の当たりにしてから、

よほどの熱がある患者さんでないと、

抗生物質は使わないようにしているそうです。

 


たち僕も抗生物質がだめな性質で、

風邪を引いたかなと思ったときは、

「生源」を五、六本飲んですます。

 


これだけで風邪なんか吹っ飛んでしまうからです。

 


高血圧、肩こり、

頭痛などを訴える患者さんに

「お薬出しましょうか?」と問うと、

「薬は飲みたくありません。飲み出すと、一生飲み続けなければならないでしょう?」と、

不安そうに言い返されることがよくあります。

 


このような患者さんで症状がきつそうな場合には、

とりあえず薬を処方して一週間ごとに血圧を測ってみて、

よくなっていれば服用量を少なくします。

 


その様子を見て、土、日は服用を控えたり、

服用量を減らしたりしていきましょうね」

と言います。

 


さらに「週に三、四回は、四十五分ほど歩きましょうね。
このくらい歩くことが一番血圧が下がります。
塩分は一日十グラム以下、それに睡眠はしっかりとること」

 

などと、

ライフスタイル全体の見直しをアドバイスします。

 


それでも血圧が下がらない患者さんがいます。

 


たとえばとくに寒い時期、

血管が縮んで血圧が上がってしまうような場合。

 


そこで初めて

「生源というサプリメントがあるんですが、飲んでみませんか?」

と提案する。

 


食事やライフスタイルを変えることで血圧が下がる人は、

心配ありません。

 


それでも下がらない人で

「薬はいやです」と言言う人に

「生源」を勧めることにしています。

 


「私の体に合うようなサブリメントはありませんか?」

最近は、

患者さんからそう尋ねられることもしばしばあるそうです。

 


そんなときは、

食物繊維やオリゴ糖の大切さから始め、

善玉菌・悪玉菌のこと、腸相のことなどを話、

それらの改善に役立つ

乳酸菌生産物質というサプリメントがあることを説明しているそうです。

 

 

ニコチンはストレスを解消させる

また、ニコチンはアセチルコリン一受容体に結びつく作用があります。
アセチルコリン受容体は脳の神経細胞や免疫細胞にありますが、それらに作用し活性化させるわけです。
それによって、意欲や快にかかわるドーパミンや心を安定させるセロトニンを分泌させるとも言われています。
アメリカには潰傷性大腸炎に悩まされる人が冬応のですが、タバコを吸う人は吸わない人の半分以下と言われています。
それはどうもニコチンの効果によるのではないかというので、タバコを吸わない潰傷性大腸炎の患者にニコチンパッチを貼って観察するという実験が行われました。
その結果蔭約六週間で腹痛や下痢などの症状が改善される例が多かったという報告があります。
いま、年間自殺者は三万二千人にものぼります。
そのなかにタバコを吸っている人がどのくらいいるかということで、JT(日本たばこ産業株式会社)で二千人の自殺者を対象にして、その人たちがタバコを吸っていたかどうかを調べたことがあります。
その結果、タバコを吸っている人は一人もいなかったのです。
これはどういうことを意味しているのでしょうか。
さきほど述べたように、ニコチンが脳内物質に影響を与えていると考えていいのではないでしょうか。
つまり、タバコを吸うことでストレスが軽減されているのです。
タバコを吸っているときには、何も考えずに頭のなかが空になって、それまでとらわれていた悩みなどから、一時的であれ、解放されるのかもしれません。
あるときに「タバコを吸うことで、そのような間をとるのは人の精神を正常に保つのに大事ではないか」という話をしたら、その話を聞いた西野式の呼吸法をやっている人から「それは呼吸法と関係するのではないか」と指摘されました。
西野式の呼吸法をするとストレスを解消できるというのですが、西野式ではなくても時々、深呼吸をすると、ストレス解消になります。
タバコを吸いこむことが、期せずして、そのような呼吸法と同じ効果をあげるのではないかというのです。
このように、ニコチンにはさまざまな効果があるのではないかというので、うつ病やアルツハイマーなどの分野で研究が進められています。

 

五十歳まで吸い続けてきた人は吸い続けていい

タバコは健康に悪くないと言っても言細胞分裂の盛んな子どもにとってよくないのは言うまでもありません。
また、チェーンスモーカーのように、絶えず吸っているというのではよくないでしょう。
五十歳前後までタバコを吸い続けてきた人にとって、タバコをやめるのは大変なことです。
タバコに害があるとしても、かなり個人差があると思います。
五十代までタバコを吸い続けても、健康で問題なく過ごすことができたのであれば、その人にとってはタバコはそれほど害をなすものではないと考えていいでしょう。
むしろ、タバコをやめるストレスのほうが強く、タバコをやめることによってうっになる危険性もあります。
その後の余命については、禁煙しても長くなるわけではないでしょう。
よくたばこをやめることができないからといって低タール、低ニコチンのタバコに変える方が多いのですが、それはおすすめできません。
タールの量が少ないからといって、肺がんのリスクが低くなるわけではありません。
死亡率が高い肺腺がんを誘発すると考えられているニトロソァミンという物質は、低タールほど多く発生するという研究などがあり、むしろ高くなるという説が多いのです。
低タール、低ニコチンのタバコに変えたことで本数が増えてしまうという例も多いと思います。
かえって、タバコによる害を大きくすることにもなりかねません。
実際、低タールタバコを吸う人は、ニコチンや一酸化炭素をパッケージの表示よりも多く摂り入れ、動脈硬化による心筋梗塞や狭心症を起こしやすいという、厚労省の調査もあります。

タバコによる害を恐れるならば。
そんな中途半端なことをするよりも潔くやめてしまうほうがましです。
本当にタバコをやめたいのであれば、医者と相談して禁煙補助剤の助けを借りるほうがうまく禁煙できます。
あるいは、多少強くても、おいしいと思えるタバコを心ゆくまで吸えばいいのです。
タバコを「やめなければ」などと後ろめたく思いながら吸っているほうが、心にも体にも悪いのです。
私は、タバコでストレスを解消できるのであれば、悪者にして遠ざけるべきものとは思いません。
五十歳までタバコを吸って健康に過ごしてきたのであれば、タバコをやめるストレスと↓タバコを吸い続けてうまくストレスを解消できるメリットを秤にかければいいのです。
タバコとストレスとどちらが健康にとって悪いかといえば、免疫学の立場からストレスのほうが悪いとはっきりと断言します。
それでも心配だという方には、JTの職員は若いときからタバコを吸っていますが、彼らの平均寿命は日本人の平均寿命よりもかなり長いというデータがあることをお知らせします。
いま日本人の成人男子の平均寿命が七十九・六四歳(平成二十二年。
女性は八十六・三九歳)ですが、彼らは八十五歳くらいなのです。