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いい人は早死に?タイプ別でわかる死の期限

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いい加減で楽観的な人ほど長生きする

楽観的な人と悲観的な人とどちらが健康でしょうか。

みなさん意楽観的な人だろうと想像すると思います。


たしかに、楽観的か悲観的かは、

その人の健康と大いに関係があるのです。


こんな興味深い調査があります。
イギリスの学者が、

ユーゴスラビアの一千五百人、

それも家を一軒ずつ飛ばして

一千五百軒の四十~五十歳ぐらいの家の主について、

性格と寿命を調べたことがあります。

 

家の主は、

それぞれにある目的を持って生活しているわけです。


その目的がうまくいかなかったときに、

全部自分のせいにして、

うちにこもってしまうようなタイプの人が一番早死にする。

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しかも八割ぐらいの人ががんで死んだのです。
それに対して、

うまくいかなかったことを

人のせいにしてしまう人は長生きしていました。

 

あるいは、人のせいにしなくても、

AでだめならばBにすればいいと、

うまく切り替えることができるような人は

長生きしていたのです。


つまり、何かうまくいかなくなったときに

自分の責任だと思うような真面目な人は悲観的になり、

うちにこもってしまうのです。


そうした人は早死にしてしまうというわけです。

 

 

自分を責めることで、

免疫力を落とすからだと予測できます。


それに対して、

人のせいにしたり切り替えたりできるような

楽観的でいい加減な人のほうが

長生きしていたわけです。


性格とがんとの関係についての研究は

いろいろありますが、

古くは、

心理学者のハンス・アイゼンク博士

(一九一六~一九九七年)が行った研究があります。

 

それによると、

がんになりやすい性格は、

周囲と調和を優先して、

感情を抑えがちで

悲しみや不安を感じても表情に表すことが少なく

自分のなかに抱え込んでしまうタイプです。


そして、失敗したりすると、

すべて自分のせいにして、

ふさぎこむなど精神的なダメージが大きいのです。

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また脳卒中についても、

楽観的な人のほうが

発症リスクが低下するという調査もあります。


ミシガン大学のキム氏による

五十歳以上の六千四十四人を対象にした調査では、

一~十六点で自己評価させる楽観度テストを行い、

2006~2008年の二年間フォローしたところ、

楽観度が一段階上がると

脳卒中の発症リスクが九%低下したというのです。


何かあると自分を責める傾向がある人は、

どうしても悲観的になりやすいのですね。


逆に、楽観的な人は能天気で、

失敗しても自分を責めることはあまりありません。


「運が悪かった」「あいつが悪かった」と、

運や自分以外の人に責任転嫁する傾向があるのでしょう。


そしてそんな失敗をすぐに忘れて、

別のことに目を向けることができます。


多少いい加減なところがあるのです。
そういう人のほうが健康で長生きできるのです。

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自己犠牲的で自分の感情を抑える「いい人」はがんになりやすい

何かあると、

自分に悪いところがあったのではないかなどと、

自分を責めやすい人は、

そのことにいつまでもうじうじととらわれます。


そういう人は、他人から見ると、

真面目で責任感が強く、

「いい人」でしょう。


そういう意味では、

「いい人」ほど、

何かあると考え過ぎたり、

心配し過ぎるのです。


そうしたパターンに入り込むと、

がんにもなりやすく、

脳卒中などにもなりやすいというわけです。


このような「いい人」を「タイプC」と名づけて、

がん患者によく見られる性格だという有名な調査があります。


アメリカの心理学者

リディア・テモショックと

サイエンスライターのヘンリー・ドレイアの調査

(訳書「がん性格lタイプC症候群」一九九七年)です。


テモショックらは、

進行したがん患者百五十人以上を面接調査して、

その四分の三以上に見られる性格を一ダイブC」と名づけました。


その性格とは、

怒らない、

不安、

悲しみ、

恐れなどのネガティブな感情を表さない。


仕事、

家族などの人間関係で、

忍耐強く、

控えめで協力的、

自分の要求や願望よりも他人に気をつかい、

自己犠牲的になりやすいなどです。


まさに真面目で「いい人」です。

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自分の正直な気持ちを表すこともなく、

自分を抑えて他人に合わせるようなタイプです。


ですから、タイプCは、

入づき合いによって非常にストレスをためやすいのです。


嫌なことがあったり、

人から失礼なことを言われても、

怒ったり不快な感情を抑え込んでしまい、

表さないのです。


周囲に気をつかい、

つねに譲歩的で、

我慢強い、

まじめで凡帳面な、

とても「いい人」なのです。


しかし、

自分の素直な感情を心の奥で抑え込んでいるために、

ストレスがたまります。


そうしたストレスが免疫力

(あとで説明しますが、ことにNK細胞)

を低下させて、

がんの進行を早めたのではないかというわけです。


つまり、

「いい人」であり続けたために免疫力が落ちたと考えられます。


さらに、

アメリカのジョンズ・ホプキンス大学での調査

(一九七四年から三十年にわたり、医学生九百人対象)では、

青年期から中年期にかけてがんを発症した人は、

幼い頃に親に甘えることができなかった

体験を持っているという共通点がありました。


そのために、

自分の感情を抑圧するようになったと考えられます。


がんなどの病気にならないためには、

「いい人」をやめたほうがいいということになります。


あまり、周囲のこと、人のことなどに、

あれこれ気をつかわずに、

自分の要求、願望に忠実で、

自分の気持ちをある程度、

素直に表したほうが健康のためにもいいのです。

 

たまには、羽目を外して。

たまには、悪い顔も出して。

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健康管理に真面目な人は短命?

いきなり、

真面目で「いい人」のほうが病気になりやすく、

健康に悪いと言われれば、

びっくりするかもしれませんね。

 

真面目な人は定期的に健康診断もきちんと受診し、

食事などにも気をつけているものです。


しかし、

健康第一でコレステロール値や糖尿病の数値などを

あまりにも気にしすぎるのは

かえって病気になりやすいのです。


フィンランドで行われた有名な調査があります。


1974年から十五年間にわたって、

四十~四十五歳の生活環境が似ている

上級管理職一千二百人を、六百人ずつ、

健康管理をしっかりと行うグループと、

何もしないグループの

二つのグループに分けて追跡調査をしました。

 

健康管理をしっかりするグループは、

年に二回、

定期的に健康診断を義務づけ、

栄養学チェックも行い、

飲酒、たばこ、砂糖などの摂取は控えさせ、

適度な運動をさせます。


つまり、

食事も含めて可能な限り

「健康的」な生活を送ってもらいます。


残る半数は、飲酒や喫煙、

食事の内容にも制限を設けず、

自由に生活してもらったのです。

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調査の目的については一切知らせずに、

定期的に健康調査票に回答を書き込んでもらうだけです。


その状態を五年間続けて、

そのあと十年間の観察期間ののちに集計しました。


被験者たちは、

五十五~六十歳と、

そろそろ体のいろいろなところに

故障が出る年代になっています。


健康的だったはずの前者のグループでは

六百人中六十七人が死亡したのに対して、

自由放任の後者では四十六人しか

亡くなっていなかったのです。


心臓血管系の病気、高血圧、

がんなどの病気による死亡者数、

自殺者数、そのいずれも、

健康管理を行った

「真面目グループ」のほうが多かったのです。


つまり、健康に気をつかっていない

「不真面目グループ」のほうが、

病気もしないし、死亡率も低かったのです。


「不真面目グループ」のほうが

「真面目グループ」よりも

健康に生きることができるという結果が出たのです。


それが「フィンランド症候群」

と呼ばれる有名な調査です。

 


なぜ、このような結果になったのでしょうか。

 


その大きな理由は、

健康管理をしっかりとした人たちは、

窮屈な暮らしを強いられたために、

それがかえってストレスになり、

免疫の働きが弱ったのではないかということです。


また、「真面目グループ」は

自殺者が何人かいたのに対して、

「不真面目グループ」では一人もいませんでした。


それにはコレステロールの数値を

徹底的に管理したことも関係していると考えられます。


コレステロールを下げる薬を飲むことによって

うつ状態になった可能性があるからです。


コレステロールの問題については

ここで簡単に述べておくと、

最近、コレステロールは悪者にされていますが、

コレステロールはすべてのホルモンのもとなのです。


日本では、

二百四十mg/㎗以上になると治療をすすめられますが、

アメリカでは三百mg/㎗以上で、

国によっても、

医者によっても正常とされる値は違います。


コレステロール値が高めのほうが

長生きしているという医学的なデータもあります。


逆に、百五十mg/㎗以下と低い人はうつ病にかかりやすく、

発がん率も高く早死にしているケースが多いのです。

 

「いい人」をやめて、身勝手でマイベース人間に

さきほど、

真面目で「いい人」であるタイプCを紹介しましたが、

タイプAとタイプBについても紹介しておきましょう。


タイプAとタイプBは、

M・フリードマンと

R・H・ローゼンマンによって分類されたものです。


タイプAとは、精力的、

野心的で競争心が強く、

挑戦的で出世欲が強く、

攻撃的で人と敵対する、

怒りっぽい性格です。

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行動は機敏で、

せっかちで、

負けず嫌いで多くの仕事を抱え込むタイプです。


怒りっぽく興奮しやすいので、

血圧がいっきに上昇することがしばしばあって、

心臓や脳の血管に負担がかかりやすいのです。


タイプAの人は

ストレスの多い生活を自ら選ぶ傾向があって、

そのストレスの自覚もあまりないのです。


そのために、

自分で気づかないうちにストレスをためて、

つねに交感神経が緊張しているので

血圧が高くなり、

狭心症や心筋梗塞などの

心臓疾患や脳出血などの危険も高くなるのです。


厳しい企業社会では、

タイプAの行動パターンは

成功するための一つの条件とも言えるでしょう。

 


実際、

出世の階段を上るエリートや

トップに上りつめるような人などには、

こういうタイプが多いものです。


しかし、せっかく頑張っても、

途中で体を壊す人も多いのです。


ついでに触れておくと、

かっとしやすく、

怒りっぽい人は事故にも

遭いやすいという報告もあります。


アメリカ・ミズーリ州の

救急外来患者二千四百十七人の調査によると、

負傷者の一八%は怪我をする直前に誰かに怒っており、

三三%がいらいらしていたということです。


タイプAではなくても、

短気でカツとしやすい人は事故を起こしたり、

病気にもなりやすいのです。


それに対して、タイプBは、

タイプAとは反対に、

他人と競争を好まず、

勝ち負けにこだわらず、

野心があまりなく、

マイペースであくせくしないタイプです。


行動もゆったりしていて、

穏やかであまり怒りません。


自分が疲れていると思っていたら、

それ以上無理に仕事をしないし、

それで上司からの評価が多少下がっても、

それほどこだわりません。

 

いわばマイベースののんびりタイプですね。

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このタイプBの人に比べると、

タイプAの人は

二倍も心臓疾患になりやすいと報告されています。

 

タイプCが

悲観的で真面目で「いい人」と言えるのに対して、

タイプA、タイプBについては、

どちらが楽観的か悲観的か、

真面目か不真面目か、

「いい人」かそうでないかと言うことはできません。


タイプAで

楽観的な人もいれば悲観的な人もいるでしょうし、

タイプBにも

楽観的な人も悲観的な人もいるでしょう。

 


同様に、

どちらのタイプにも

いい人もそうでない人もいるでしょう。


いまお話ししてきた、

三つのタイプでもっとも病気になりやすく短命なのは、

タイプCです。


自分の気持ちを抑えるような

真面目で「いい人」のほうが、

がんや脳卒中などの病気になりやすいのです。


「いい人」というわけではありませんが、

タイプAも血管系の病気になる危険性も大きいのです。


もっとも健康的な性格がタイプBです。


出世などにこだわらず、

マイペースでものごとにこだわらず、

多少身勝手なところがある、

適当さがいいのです。


しかも、タイプAのように

敵対心がないので人間関係も無難にこなせます。

 

誰でもが、

この三つのタイプに分けられるわけではないと思います。


多少ミックスされているでしょう。
どの傾向が強いか、

自分で判断してみてください。


いずれにしても、真面目で、

人からどう見られているかを気にしたり

人を気づかい過ぎて、

自分の気持ちを抑えて、

うまくいかないと自分を責める傾向がある人は、

そんな「いい人」であることをやめることです。


「まあ、仕方がない」とか

「自分のせいではない」と思えるような、

適度な「いい加減さ」も必要です。


自分の気持ちを大切にして、

多少、人からは身勝手に思われても構わないと

居直るくらいでいいのです。


よくお葬式の席で、

「いい人だったのに、若死にしてしまって」などという言葉を聞きますが、

多少お世辞は入っているにしても、

若死にする人には、

タイプCのような「いい人」が多いのです。


「いい人」とは反対に、

人から顰蹙を買うくらいの

多少身勝手でマイペース人間のほうが

健康で長生きできるのです。


真面目で「いい人」のほうが

早死にする危険性は高いのです。