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健康本舗 最新健康法や最新健康食品情報

健康本舗は話題の健康食品や健康法、昔からの健康食などを徹底検証

薬膳料理を上回る陰陽調和料理法?東洋医学の考え方。

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肩こりや冷え性、アレルギーといった症状は、

なかなか病院では対処しきれていません。

 

東洋医学を知って、新しい自分を手に入れてみませんか?

 

改善をする。

そのために、何が必要か?

何をすれば良いのか?

 

長年悩んでいるあなたに。

少しでも転機になれる情報があるといいです。

 

東洋医学ってなに?

最近、西洋でも東洋医学を見直されていると聞きます。

体の健康状態を見る方法として

『気』(き)

『血』(けつ)

『水』(すい)

の考え方があります。

 

気は生命のエネルギー。

血は血液。

水はリンパ液や汗などの、血液以外の体液。

 

これらがスムーズに巡って初めて

健康と捉えます。

 

このバランスを東洋医学では大事にしています。

 

未病とは?

東洋医学の概念に

『未病』があります。

 

病気の一つ手前。

 

冷え性や胃腸が弱いなどは、

未病の代表的なものかもしれません。

 

慢性化しているけど、病院へ行くほどかな?

このような状態が未病です。

 

未病は逆に病院では発見されないものです。

 

  • 腰痛
  • 肩こり
  • 冷え性
  • 偏頭痛
  • イライラ
  • 倦怠感
  • 不眠症
  • 肌荒れ
  • 耳鳴り

こういった状態が未病です。

 

痛みや不快感が強くないときは、

ほとんどの人が『ただの○○だからと』

病院に行かず問題視しないものです。

 

ちょっとひどくなった時に、

病院で検査をしても

ハッキリとした病名もなく、

様子を見ましょうという事が多い状態です。

 

東洋医学ではこの状態を放っておくと、

大病につながる可能性があるとして、

この段階で呼吸法や食事、鍼灸や気功などで、

健康を取り戻すようにしています。

 

日本でも室町末期の漢方医

曲直瀬道三(まなせどうさん)の言葉に、

『未病は治り、已病は治らず』とあります。

 

いったん病気が発症するとなかなか治らないよって意味です。

 

未然に防ぐ事が大事です。

 

現代人に肩こりはありますか?と、

アンケートをしたらきっと80%以上YESと回答が

あるのではないでしょうか?

 

でも、欧米人は肩こりを感じますか?とアンケートをしたら

殆どがNOと答えるそうです。

 

指圧の先生曰く、欧米人は胃腸が強いので肩こりが少ないのでは?

と言っています。

 

胃腸に肩のツボがあり、胃腸が弱ってくると肩こりがひどくなる。

胃腸と肩は離れているが繋がっている。

 

東洋医学の考え方です。

 

 栄養学の限界?

糖尿病などは食事制限が大切なポイントとして言われています。

 

ダイエットでも最近では、

『糖質制限』というキーワードが賑わっています。

 

有名な『ライザップ』などは、

筋トレと食事制限を組み合わせて、

短期間でダイエットを成功させているようです。

 

しかし、日本はまだまだ食に関しては、

順番が後回しにされています。

 

中国では、

『上医治未病之病』

(上医は、まだ病気にならない人の病を治す)

と言われ、

薬を使わず、病気を治療したり予防する

『食医』の存在が認められていました。

 

日本では、薬や注射が主体の医療技術です。

これは、西洋医学が梱包にあるからだと思います。

 

糖尿病の食事指導は、

年齢や労働量、体重などから必要なカロリーを割り出します。

そして、血糖値をコントロールします。

 

しかし、病院での根本的な治療は、

インシュリン投与などです。

 

西洋医学や栄養学では糖尿病は治らない。

糖尿病体質は遺伝性のものだから変えられない。

消極的な考え方がどこかにあります。

 

例えば、牛乳を飲むと昔から下痢をする人がいます。

 

その人が糖尿病になると、

牛乳は糖尿病患者には絶対必要不可欠な栄養源だから、

頑張って飲みましょうと、

患者の体質に合わないことをすすめていました。

 

栄養学で固まった指導方法です。

 

東洋的全体思考で発想の転換

ダラダラと長い説明になりましたが。。

 

東洋医学では、

西洋医学で治らないとされている、

疾病や体質も、

糖尿病体質ですら治せる、

変えることが出来るという

プラス思考であり、希望があります。

 

自分の意思次第で健康も不健康も作れる。

マクロ的に自然に逆らわない食を含めたライフスタイル。

 

食物のもつエネルギーや生命力。

陰陽の働き。

東洋医学という可能性が感じられました。

 

行食

行食とは滝行などの、『行』を食で行うことです。

 

20日間、玄米とお漬物で過ごす行食を体験された方のお話です。

 

一日1.5合の玄米とたくあん。

そして、番茶が一日3合まで。

 

栄養学的には絶対NGの常識。

栄養失調をつくって当然というメニューです。

 

最近ではあなたもよく聞く事が増えたと思いますが、

『断食』も栄養学的に考えれば絶対NGです。

 

しかし、断食を行った方に聞いてみてほしいのですが、

体調が変化し改善に向かったという話のほうが多いと思います。

 

デトックス効果は欧米人も最近認めています。

 

行食を行った人は、

三日目頃から、肩こりや倦怠感が改善されたそうです。

朝はスッキリと目覚められるように。

睡眠時間は以前よりすくないのに、

頭の冴えや体の軽さを実感できたそうです。

 

血液検査をすると、理想の数値に変化したとも言っていました。

 

栄養学的にすすめられている、

低カロリーのダイエットの時とは全く違う体の感覚になったそうです。

 

改めて、東洋医学の食に対する考え方などを、

体で感じられたと言っていました。

 

こういう考え方や行食は、

『陰陽調和』という東洋医学の考え方からきています。

 

東洋医学の考え方

西洋医学・栄養学の良いところは、

その一つに対しての分析力。

合理的な考え方です。

 

東洋医学の良いところは、

全体的に考える。

断食などは、全体的に考えて内臓を休めて体をリセットする意味があります。

 

食事を取らないと一点だけで考えるとNGですが、

内臓をリセットするために必要な行為というトータル的考え方だと、

OKになります。

 

現代病と言われている『慢性疾患』などは、

東洋医学の考え方で対処すると良いとされています。

 

 

 妊娠すると女性は食に対して意識します。

妊産婦指導の中に栄養学に基づいた、

タンパクや脂肪やカルシウムなどをいっぱい食べて、

カロリーもアップしましょうと指導されます。

 

勿論、間違った指導ではないのですが、

人それぞれ運動量が違います。

 

ギリギリまで働くお母さん。

駅まで距離がある家庭や、買い物に行くのに結構歩く。

 

狭いマンション生活で、運動量も極端に少ない。

しかし、食欲がある。

気付くと15キロくらいの太ってしまっている。。

 

昔は子供は小さく生んで大きく育てよと言い伝えがあったそうです。

最近の流れも小さく生んで大きく育てる方向になっているそうです。

 

 

 

最近では、乳児疾患が出てしまい、

いつまでも癒えずアトピー性湿疹と診断されるケースも多いようです。

 

最近、アレルギーやアトピーが昔より増えている気がしませんか?

おじいちゃんやおばあちゃんは、昔はそんな子は少なかったのにと、

よく言っていませんか?

 

当時と比べて、頭でっかちに栄養素の事だけをクローズアップして、

トータル的に食べるという考え方が出来ていないからかもしれませんね。

 

 食べ方の転換

私たちは西洋医学を中心として、生活をしてきました。

 

栄養学はドイツの栄養学を基本とした、

欧米型食事様式を積極的に取り入れてきました。

 

しかし、日本人と欧米人では体格や体質が根本的に違うのです。

 

ファーストフードなど、

食生活が欧米型になっていましたが、

最近では雑穀米などが取り上げられて、

回帰しています。

 

欧米でも逆に、和食などが取り上げられています。

 

食はバランスが大事で、

栄養学の一つ一つにこだわり過ぎない事も大事です。

 

ブームに流されず、長い目で転換することが大事です。

 

即効性の効果は、即効で効果がなくなったりします。

長期的な改善は、長期的に持続します。

 

短期で痩せたりする事を望むのは人の常です。

しかし、長期間キレイでいたいのも人の常です。

 

即効で痩せて長くキレイでいたい。

矛盾する欲望をどうにか叶えようと努力をします。

 

ここで、発想の転換をして欲しいのです。

 

長期間キレイで体型を維持したいから、

ゆっくりと時間をかけて痩せていく。

体質を変えていく。

 

この発想で食を転換していくことが大事です。

 

東洋医学的考え方は、薬のような即効性ではなく、

長期間の改善です。

 

私もあなたも東洋人だから、

東洋医学がピッタリと馴染んだりします。

 

東洋的発想の『陰陽調和』

陰陽調和とは、東洋的発想から生まれた考えです。

 

宇宙における現象は陰と陽のエネルギーが引き合い、

反発しながら影響を与え変化した中から、

あらゆるものを生み出している。

 

自然現象の見方です。

 

陰陽調和では、

宇宙をマクロ・コスモス

身体をミクロ・コスモスとして、

相似関係にあるとみなしています。

 

人間も自然の一部であり、生態系の一員として、

自然そのものであると考えるそうです。

 

陰陽の根本原理・易の原理
  1. ま反対のものが一つである
  2. 同じものは別ものである
  3. ま反対のものが一つに溶け合うと、別のものが生ずる

夫婦で例えると、

男性である夫は陽

女性である妻は陰と、

ま反対の生殖機能を持っている男女が共に生活をしてい、

性生活の中から子供という別のものが産み出されます。

 

男と女はま反対のもので、

一つに溶け合うと子供という新しいものが産まれる。

 

陰陽を知ることによって、物事の本質を見極める判断が、

より正確にできる事になるとされています。

 

気候風土との調和

陰と陽の見方を、

日常の食を含めた全般に生かすメリットは、

大変大きなものがあります。

 

これを食で生かした健康料理法が

『陰陽調和の料理法』です。

 

自然の流れに沿って生活し、

食べることが健康につながると考えられます。

 

全てが連鎖で繋がり、循環しています。

人間中心で考えず、地球全体で考える。

 

伝統食という風土に根付いた食事があります。

伝統食は、その土地ならでわの食物で作られます。

 

こういった食は、

古くからその土地に育つヒトに必要な栄養などが、

上手にとれる仕組みになっています。

 

国民の三分の一は何らかのアレルギー症状をもち、

小・中・高の40%が成人病予備軍であるとされている、

日本人。

 

カレーライス

カレーライスは日本の食卓に欠かせないものです。

年中食卓に並ぶメニューです。

 

しかし、陰陽調和の観点から見ると、

カレーライスは体を冷やす食べ物です。

 

冬のメニューには向いていないとされています。

真夏に良いのがカレーライスです。

 

移住

沖縄の人が、東京や北国へ移住すると、

体調がずっと優れないという話をよく聞きます。

 

寒さの問題ではなく、

食べ物の問題が大きな要因でないかと考えられます。

 

東北の人が、沖縄に移住したケースも、

体調が優れないという話をよく聞くからです。

 

温暖な沖縄のほうが体調管理の面では良さそうなのですが、

沖縄に嫁いだ友人はずっと倦怠感があると相談されました。

 

育った土地の食から変化すると、

身体が変化に対応できない事があります。

 

スパイスは体を冷やしてくれます。

赤道直下のインド人は、カレーなどのスパイスだけでなく、

菜食主義者も多いです。

 

これは、宗教上の理由だけではありません。

身体を冷やすという観念からも、

菜食主義者が多いと言われています。

 

あるインド人夫婦がカナダに引っ越しました。

その夫婦は、カナダでもインドで慣れ親しんだ食事を続けていました。

 

夫婦は体の不調に悩まされていました。

そこで、カナダ人が良く食べるものを、

インド風にアレンジしてみることにしました。

 

すると、体調はドンドンと回復したそうです。

その土地の物を風土に合った調理方法で食することが、

非常に大事だと認識したそうです。

 

エスキモー

エスキモーは野菜などは殆ど食べません。

その地帯では野菜がろくに育たないからです。

 

エスキモーはアザラシの肉を食べます。

アザラシの肉は、陽性です。

 

海藻を食べるアザラシ。

その肉を食べるエスキモー。

 

エスキモーの人たちは、

高血圧や動脈硬化などが少ないです。

 

栄養学的には常識外れの、かけ離れた食生活です。

 

伝統食の大切さ

日本だけを取ってみても、

北海道と沖縄では食生活は全然変わります。

 

しかし、栄養学的には変わりません。

これには、この栄養が大事。

 

それは確かに変わりませんが、

環境や風土を考えた食生活が大事です。

 

学校の給食でも、

郷土食を取り入れて地産地消をしていく。

 

加工食品よりも地元の食材を。

 

東洋的発想の原点かもしれません。

 

 

栄養過剰が不妊症や無精子症に??

陰陽調和のバランス食とはどんなものか?

 

西洋の栄養学では1990年代から、

一日30品目をとろうと言われていました。

 

これは、

風土との関係やヒトとしての進化の過程などは、

考慮されていません。

 

同じ食品を食べるとき、

同じ栄養素であっても食べる側の、

身体の状況や食物によって、

利用効率や働きはずいぶん変わります。

 

これらを無視して通り一遍で、

栄養学の数値だけを並べているのがほとんどです。

 

栄養素と効果が独り歩きしてしまっています。

 

ミクロの観点で、アミノ酸酵素などは研究されていますが、

マクロの観点で、風土と食の関係などは無視されています。

 

 

不妊症や無精子症が最近増加傾向にあるのも、

食の影響だと言われています。

 

著名な研究者が仮説として、

先進国の過剰なタンパク質の接種は、

不妊症や無精子症につながり、

次の世代を残せなくなると警告しています。

 

最近のダイエットレシピは、

良質のタンパク質はドンドン取ることを推奨されています。

糖質はカットの方向です。

 

栄養学的には正解かもしれません。

しかし、生殖機能が低下してしまっては、

元も子もないと思います。

 

インディオの伝統食

インディオの伝統食は、365日ずっと同じ簡素な食事です。

 

主食はトルティーヤという完熟したトウモロコシを粉にして焼いたパン。

完熟した豆の煮たものと、

トウガラシや小さい青トマトをごく少量食べています。

 

そんなインディオは民族の再生能力が高く、

母乳もたっぷり出ます。

 

しかも栄養失調にはなりません。

 

6,000年にわたる食生活の原型が維持されています。

 

和食と旬

和食が世界的に評価されています。

芸術的観点からも素晴らしいのは確かです。

 

でも、旬の物を四季に合わせていただく和食。

季節の流れを食事で感じられるように昔から考えられています。

 

日本ほどハッキリと春夏秋冬を感じられる風土は

世界でも珍しいかもしれません。

 

旬の物は、その時期に身体が求めるものでもあります。

その時期に食べるからこそ美味しいもの。

 

春は苦み。

菜の花などが代表的な旬の苦み。

春の七草など、昔から言われているものには理由があります。

 

 

夏は水気や酸味。

柑橘系が夏の物です。

 

秋は穀物類。

お米が秋に収穫されます。

 

そして冬は体を冷やさない野菜類。

 

年間を通して繋がっている旬の物を、

伝統的な調理方法で食べる事が、

身体のつくりを変えていきます。

 

 

旬の物は身体に良い?

冬の間は人間も活動量が減り、身体が鈍ります。

鈍った身体に刺激を入れるために、

春に苦いものが良いとされます。

 

たまった老廃物を排泄すると言われています。

 

夏に水気や酸味をとれと言われるように、

キュウリやスイカで水分を取ります。

 

秋は夏に冷やした身体を温めるため、

甘味や穀物類が多くとれます。

 

秋は美味しいものがたくさん実ります。

冬に向けて脂肪を蓄えておく必要があるからです。

 

冬は根菜類が育ちます。

保存がきく、耐寒性の野菜です。

身体を温める陽性の食物です。

 

美味しい旬の野菜は、

発ガン抑制効果が二倍くらいとも言われているそうです。

 

旬の物をその時期に美味しくいただく。

これは、日本人としての最高の時間かもしれませんね。

 

陰陽調和調理法

長い前置きで、書いている自分も少し嫌になっています。。

 

陰陽調和料理法とは、

人間の知恵では計り知れない

大自然の理と恵みを素直に受け取る。

 

料理は第一に、

心身を健康にする。

 

穀物や野菜のうま味や持ち味を、

存分に引き出すこと。

 

それが陰陽調和料理法です。

まず、基本の陰陽判断のしかたを説明します。

 

陽の性質

動きのあるもの。

動物の肉などは陽です。

 

陰の性質

冷えたもの。静かなもの。

植物などが陰です。

 

陰陽判断の五つの基準

①味から判断

陽性の物

苦み・渋味・塩味

例;ふきのとうの渋味や味噌醤油などのしょっぱい味

 

陰陽調和

穀物の旨味・まろやかな自然の味

例;豆類などの甘味

 

陰性の物

酸味・辛味・えぐみ

例;唐辛子の辛味や果物の酸味。ジャガイモなどのえぐみ。

 

②形状による判断(視覚判断)

根は葉より陽。

葉菜類より根菜類が陽です。

 

地中に深く潜る根は陽が強く、

ニンジンやゴボウなどは、

陽が強い野菜です。

 

根が斜めや横にはる、サツマイモやジャガイモは陰が強いです。

 

葉や幹、枝や実の形でみると、

陽性はかたくちいさく、

切れ込みがあったり、棘があったりします。

春菊やせり、ヨモギなど。

 

陰性は太陽に向いて、土の上に伸びて成長するものです。

やわらかく、大きく、広がって、長いものや水っぽいものです。

はくさい、キャベツ、キュウリ、トマト、ナスなどです。

 

③成長環境による判断

寒冷地に育つものは陽がおおく、

熱帯地に育つものは陰が多いです。

 

ふきなどは、北海道など北に行くほど大きく育ちます。

サトウキビやマンゴーなどは、南で美味しく育ちます。

 

④季節による判断

冬に育つものは陽性。

ゴボウやニンジン、レンコンなど。

 

夏に育つものは陰性。

キュウリやトマト、ナスやピーマンなど。

 

春や秋は比較的中庸に近いものが育ちます。

豆類や穀物類です。

 

⑤色による判断

陽は黒・赤・橙・褐色・茶など。

中庸は黄・白・緑・青・藍など。

陰は紫などです。

 

これらの陰陽の判断によって、

それぞれの相性の良い素材を組み合わせ、

生きた素材の旨味を引き出す料理を、

 

陰陽調和料理法と言います。

 

調和料理といっても、いろいろとあります。

素材が陰なのか?陽なのか?

 

陰の植物性食品を料理する場合は、

加熱法が多いです。

炊く、煮る、焼く、炒める、蒸すなど。

乾物などのように、昔から太陽の陽性の力を活用する方法などもあります。

 

切り干し大根や海藻、干しシイタケやゼンマイや干しずいきなど。

 

塩味をつけたりもします。

漬物や、醤油や味噌。

陰性の大豆類や野菜類を保存し、

調和して陽性化するのに用いられる加工法です。

 

陽性の動物性食品を調和して用いる方法は、

さしみなどがあります。

酢を使って味をつける酢の物。

ヌカや麹につける方法。

香辛料を使う方法も陽性の物を調和する料理法です。

 

未病のある場合は、

植物性の陰性の物を生で食べるとますます冷えを生じます。

 

生野菜などのサラダはやめて、

主菜はゆっくりと煮含めたもの。

陽の火を使った煮びたしなどが良いです。

 

漬物や味噌や塩を用いて調和していただくと良いでしょう。

塩麹などが良いのは、陽のもので調和しているからです。

 

身体を温めてくれるので、冷え性などの未病の方には、

陽の調和を考えましょう。

 

重ね着をするより、全身を温めてくれるほうが嬉しいです。

 

調和料理法 作り方の原則

①一物全体食(いちぶつぜんたいしょく)

全ての動植物の生命体は、

それぞれが陰陽のバランスがとれて存在しています。

 

例えば、レンコンの節・根・皮・実を丸ごと食べてこそ、

レンコンのエネルギーを最大限に活用出来ます。

 

皮を必要以上に向いたりすることは、

調和料理法ではNGです。

 

②化学物質はNG

うま味調味料や着色料を避けるのは勿論です。

 

基本は料理のさしすせそですが、砂糖も上白糖よりは、

黒糖などの方が良いです。

 

③陰陽調和の積み重ね方

鍋の中は小宇宙。

陰陽調和は葉菜を下に根菜を上に重ねて煮ます。

陰の物は下に、陽の物は上にの考え方です。

 

この方法で加熱すると、互いの持ち味を調和し合い、

丸みのある旨味が引き出せます。

 

陰陽調和料理の特色

陰陽調和のエネルギーが最大限に活かせる調理法は

煮るです。

 

混ぜご飯などを作る時も、

下から順番に切って敷き詰めていきます。

 

下から、

きのこ・海藻

葉菜・果菜

イモ類

根菜

穀物

魚貝

 

この順に煮ると、互いの良いところを引き出します。

 

日本人が殆ど毎日飲んでいる

『みそ汁』

 

みそ汁は陰陽調和の原点をみることが出来ます。

味噌の効果を最大限に引き出すには、

陽のナトリウムの味噌に、

陰のカリウム分の多い葉菜やイモ類、

海藻類を多く加えて煮ると陰陽調和して、

血圧の上昇を防ぎ胃がんの発生率も抑制すると言われています。

 

田舎煮のような、ごった煮のようなみそ汁などは、

最高の陰陽調和の原点です。

 

また、郷土の汁物も最高の陰陽調和です。

北海道の石狩鍋山梨県ほうとう

中国地方の呉汁や鹿児島のさつま汁。

熊本のダゴ汁など。

 

各地方で残っている郷土料理であり、

陰陽調和のとれた料理法でもあります。

 

欧米でもポトフやスープなど、料理の素材の違いはありますが、

家庭料理として残っている調和のとれた料理もあります。

 

ごった煮の代表は煮しめです。

一つの鍋に、昆布やイモ類、根菜類やコンニャクなど。

昔は一緒に煮ていました。

 

ロシアではボルシチもごった煮と同様の調和料理です。

地中海のブイヤベース、イタリアのミネストローネなど。

 

古くから家庭料理としてあるレシピは、

陰陽調和のとれた料理法であることが多いです。

 

また、陰陽調和料理は、

手軽にできる料理でもあります。

 

重ね煮をする。

 

お鍋の中で、互いのエネルギーを統合作用します。

一+一は二ではなく、三にも四にもなりえます。

 

夏のキュウリに味噌をつけて食べる料理。

キュウリと味噌を添えて出すだけですが、

これも陰性のキュウリに陽性の味噌を合わせている、

陰陽調和のとれた料理なのです。

 

毒薬?薬?

トリカブトって聞いたことがあると思います。

強い毒性をもっています。

 

一方では、豚肉やしょうがと一緒に煮ると、

凍傷の改善や強度の冷感、

尿量過多の人に良いとされています。

 

トリカブト単体では、劇毒なのに、

煮方によっては良薬になる。

 

これは、陰陽調和によって毒性が薬にもなる、

全く別の薬効が出てくるという例です。

 

陰陽調和料理法はエコロジー

陰陽調和料理法は食材の全てを活かすので、

皮を剥いたりすることもなく、

生ゴミも少なくなります。

 

陰陽積み重ね料理だと、

調理時間も少なく水も少なく済みます。

 

無駄のないスピーディーな料理法です。

しかも身体に良い、野菜の持ち味を最大限に活かします。

 

 

 薬膳料理と陰陽調和料理法の違い

 漢方は『陰陽五行説』に基づいて、

薬品や食品の性質と味の組み合わせを重視しています。

 

古代中国漢民族の直感と経験を集大成したものです。

 

風土と食習慣の違う日本人にそのまま取り入れる事は、

難しいと考えられます。

 

 現代人は陽性の肉食や塩辛いものを取り過ぎ、

陰性のジュースや酒類などの嗜好品も多く取ります。

 

精製された砂糖や化学調味料や化学物質を過食しています。

 

とても調和のとれた食事とは言えません。

 

 食べ物や食べ方を自然にそった形に変える。

 

自然に作られた野菜や調味料、

それに旬の野菜などを食べていると、

三ヵ月くらいで化学調味料がいかに不自然な味か、

また米の味の違いがわかるようになります。

 

野菜のホロ苦みや香りが、

舌先や鼻で感じられるようになります。

 

季節外れの冬のトマトやキュウリやナスなどの味気無さ。

生野菜の妙に寒々とした感じなど。

 

感覚が見事に蘇ってきます。

 

この感覚を取り戻すことが健康な体を作る初めの一歩です。

取り戻していくと、いつの間にか便秘や肩こりなどが消える事があります。

 

体質が変わる。

心身が軽くなる。

爽快感がわかってくる。

 

直ぐに効果が表れないので、

途中でやめてしまう人が多いですが、

ゆったりと自然の時間を感じながら、

待つことが大事です。

 

陰陽調和料理法は、

自分の身体で感じ取れた時に、

食と健康と宇宙を感じられます。