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ニコチンはストレスを解消させる

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また、ニコチンはアセチルコリン一受容体に結びつく作用があります。
アセチルコリン受容体は脳の神経細胞や免疫細胞にありますが、それらに作用し活性化させるわけです。
それによって、意欲や快にかかわるドーパミンや心を安定させるセロトニンを分泌させるとも言われています。
アメリカには潰傷性大腸炎に悩まされる人が冬応のですが、タバコを吸う人は吸わない人の半分以下と言われています。
それはどうもニコチンの効果によるのではないかというので、タバコを吸わない潰傷性大腸炎の患者にニコチンパッチを貼って観察するという実験が行われました。
その結果蔭約六週間で腹痛や下痢などの症状が改善される例が多かったという報告があります。
いま、年間自殺者は三万二千人にものぼります。
そのなかにタバコを吸っている人がどのくらいいるかということで、JT(日本たばこ産業株式会社)で二千人の自殺者を対象にして、その人たちがタバコを吸っていたかどうかを調べたことがあります。
その結果、タバコを吸っている人は一人もいなかったのです。
これはどういうことを意味しているのでしょうか。
さきほど述べたように、ニコチンが脳内物質に影響を与えていると考えていいのではないでしょうか。
つまり、タバコを吸うことでストレスが軽減されているのです。
タバコを吸っているときには、何も考えずに頭のなかが空になって、それまでとらわれていた悩みなどから、一時的であれ、解放されるのかもしれません。
あるときに「タバコを吸うことで、そのような間をとるのは人の精神を正常に保つのに大事ではないか」という話をしたら、その話を聞いた西野式の呼吸法をやっている人から「それは呼吸法と関係するのではないか」と指摘されました。
西野式の呼吸法をするとストレスを解消できるというのですが、西野式ではなくても時々、深呼吸をすると、ストレス解消になります。
タバコを吸いこむことが、期せずして、そのような呼吸法と同じ効果をあげるのではないかというのです。
このように、ニコチンにはさまざまな効果があるのではないかというので、うつ病やアルツハイマーなどの分野で研究が進められています。

 

五十歳まで吸い続けてきた人は吸い続けていい

タバコは健康に悪くないと言っても言細胞分裂の盛んな子どもにとってよくないのは言うまでもありません。
また、チェーンスモーカーのように、絶えず吸っているというのではよくないでしょう。
五十歳前後までタバコを吸い続けてきた人にとって、タバコをやめるのは大変なことです。
タバコに害があるとしても、かなり個人差があると思います。
五十代までタバコを吸い続けても、健康で問題なく過ごすことができたのであれば、その人にとってはタバコはそれほど害をなすものではないと考えていいでしょう。
むしろ、タバコをやめるストレスのほうが強く、タバコをやめることによってうっになる危険性もあります。
その後の余命については、禁煙しても長くなるわけではないでしょう。
よくたばこをやめることができないからといって低タール、低ニコチンのタバコに変える方が多いのですが、それはおすすめできません。
タールの量が少ないからといって、肺がんのリスクが低くなるわけではありません。
死亡率が高い肺腺がんを誘発すると考えられているニトロソァミンという物質は、低タールほど多く発生するという研究などがあり、むしろ高くなるという説が多いのです。
低タール、低ニコチンのタバコに変えたことで本数が増えてしまうという例も多いと思います。
かえって、タバコによる害を大きくすることにもなりかねません。
実際、低タールタバコを吸う人は、ニコチンや一酸化炭素をパッケージの表示よりも多く摂り入れ、動脈硬化による心筋梗塞や狭心症を起こしやすいという、厚労省の調査もあります。

タバコによる害を恐れるならば。
そんな中途半端なことをするよりも潔くやめてしまうほうがましです。
本当にタバコをやめたいのであれば、医者と相談して禁煙補助剤の助けを借りるほうがうまく禁煙できます。
あるいは、多少強くても、おいしいと思えるタバコを心ゆくまで吸えばいいのです。
タバコを「やめなければ」などと後ろめたく思いながら吸っているほうが、心にも体にも悪いのです。
私は、タバコでストレスを解消できるのであれば、悪者にして遠ざけるべきものとは思いません。
五十歳までタバコを吸って健康に過ごしてきたのであれば、タバコをやめるストレスと↓タバコを吸い続けてうまくストレスを解消できるメリットを秤にかければいいのです。
タバコとストレスとどちらが健康にとって悪いかといえば、免疫学の立場からストレスのほうが悪いとはっきりと断言します。
それでも心配だという方には、JTの職員は若いときからタバコを吸っていますが、彼らの平均寿命は日本人の平均寿命よりもかなり長いというデータがあることをお知らせします。
いま日本人の成人男子の平均寿命が七十九・六四歳(平成二十二年。
女性は八十六・三九歳)ですが、彼らは八十五歳くらいなのです。